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義理一遍【ぎりいっぺん】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
義理一遍

【読み方】
ぎりいっぺん

【意味】
世間体を飾るため形式的に物事をすること。また、そのさま。通り一遍。「義理一遍な(の)あいさつ」

【典拠・出典】


義理一遍(ぎりいっぺん)の使い方

健太
何か事件が起きた時に、たいてい、その犯人の近所の人は「会えば挨拶するような人で、普段はおとなしい人でした。こんな事件を起こすとは思わなかった。」と言うけれども、義理一遍の挨拶でも、挨拶さえすればみんな良い人なのかな?
ともこ
ああ。それは私も思っていたわ。近所のお兄さんは、挨拶はいつもするけど、ゴミ捨てのマナーがなっていないもの。
健太
一応、近所の人だし、顔も声も隠してあるけれども、本音で話せないからなのかな。
ともこ
多分そうね。無難なことを言っておけばいいと思っているんじゃないかしら。警察にはマスコミとは違うことを話しているかもしれないわ。

義理一遍(ぎりいっぺん)の例文

  1. 彼とは義理一遍の挨拶はするけれども、深く話したことがないので、どんな人かと聞かれても分かりません。
  2. 彼女とは、犬の散歩のときに義理一遍の挨拶をするけれども、立ち止まって話をしたことがない。
  3. 義理一遍で、神社の掃除をしても、神様に気持ちは通じないから、せっかくなら心を込めて掃除をするべきだ。
  4. 普段、顔を見せに行っていないのに、義理一遍でお見舞いに行っても先方も迷惑に感じるだろうから、僕は行かない。
  5. いつもお庭がきれいにしてあってすごいわねと近所の人に言われたが、本当は掃除が好きではないし、ゴミ屋敷と言われないために、近所への義理一遍で庭の草むしりをしているだけである。
  6. あの日、あの店で彼と会うまでは、義理一遍の挨拶をする程度の仲だったが、趣味が一緒と分かり、道で会えば言葉を交わすようになった。

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