白砂青松白砂青松の意味
【四字熟語】
白砂青松
「白沙青松」とも書く。
【読み方】
はくしゃせいしょう
はくさせいしょうとも読む。
【意味】
美しい海岸の景色。白い砂浜と青々とした松林の続く海岸線の意。
ほんなら、「白い砂と緑が鮮やかな松の木で飾られたきれいな海岸」ってことやな。
ほんまに行きたくなるような、絵に描いたようなきれいな海辺の風景やな。
これは、「自然の美しさをたたえる」言葉なんやで。
ほんまに行きたくなるような、絵に描いたようなきれいな海辺の風景やな。
これは、「自然の美しさをたたえる」言葉なんやで。
【典拠・出典】
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白砂青松(はくしゃせいしょう)の解説
カンタン!解説
「白砂青松」は、海岸の美しい風景を表す言葉なんだよ。この言葉を分解してみると、「白砂」は白くてきれいな砂浜を、「青松」は緑色が鮮やかな松の木々を指しているんだ。
「砂」の部分は、「沙」という別の字で書くこともあり、そして「さ」と読むこともあるんだよ。たとえば、「白沙青松」や「白さ青松」とも言うんだよ。
そして、この「白砂青松」って言葉で表現される風景は、美しい海岸線の象徴ともいえるんだ。つまり、真っ白な砂浜に新緑の松林が広がる、そんな景色が目の前に広がる地域を指すんだ。
例えば、「白砂青松の地」というときは、まさにそのような美しい風景が広がる場所、つまり白い砂浜と松の木々が美しく連なる海岸地帯を指しているんだよ。
というわけで、「白砂青松」は美しい海岸風景を表現するための便利な言葉なんだ。その地域の自然の美しさや風景の素晴らしさを一言で伝えられるから、詩や文学などでよく使われるんだよ。
白砂青松(はくしゃせいしょう)の使い方
以前は、ここの海岸線の大半が自然海岸で、白砂青松と謳われていたそうよ。
へえ。その頃の海岸線を見たかったなあ。今では港湾施設の整備された人工海岸だもんね。
そうね。きっと短歌を詠みたくなるくらい美しい景色だったんでしょうね。
便利さばかり追い求めて失ってしまったものは、決して小さくないよね。
白砂青松(はくしゃせいしょう)の例文
- この富山の海岸は、白砂青松の美しさだけではなく、海岸から眺める立山連峰の雄大なる美しさも味わうことが出来ます。
- 砂の色は白く、砂浜には松原が続く、文字通りの白砂青松海岸です。
- 白砂青松のなかに赤い鳥居が立っていて、コントラストが美しい。
- 消波ブロックの設置は、独特の形状と色彩から日本の海岸の原風景である白砂青松を破壊するものとして批判が強いです。
- この電車は海沿いを走り、白砂青松を楽しむことが出来るので人気です。
白砂青松の文学作品などの用例
- 阿蘇の海に辿りつくと、一の宮から、白砂青松の不思議な参道が、海を延びて来ているのを見て、<小林秀雄・天の橋立>
清々しい海岸の風景がイメージされるんだ。