【四字熟語】
茫然自失
「呆然自失」とも書く。
【読み方】
ぼうぜんじしつ
日本漢字能力検定
1級【意味】
あっけにとられたり、あきれ果てたりして、我を忘れること。気が抜けてぼんやりとしてしまうこと。
「茫然」はあっけにとられるさま。ぼんやりと気抜けするさま。「自失」は我を忘れてぼんやりとすること。
【語源・由来】
「列子」仲尼より。
【類義語】
・瞠目結舌(どうもくけつぜつ)
呆然自失(ぼうぜんじしつ)の使い方

昨日のニュースで、当選の報道がされた町長候補の人が万歳をしていたの。

ああ。よくあるニュースだね。

そうなんだけど、昨日のは、当選の知らせの後に誤報が分かって、茫然自失していた町長候補の姿だったのよ。

それはつらく悲しいニュースだね。選挙の誤報はやめてほしいね。
呆然自失(ぼうぜんじしつ)の例文
- 大事な書類をシュレッダーにかけてしまい、茫然自失の状態に陥りました。
- 健太くんが行方不明と聞いて、ともこちゃんは茫然自失していました。
- 彼らの想像の範疇をはるかに超えていたようで、茫然自失していました。
- あまりの驚きに茫然自失して、しばらくは答えることもできなかった。
- この事件で大きな衝撃を受けた彼女は、数ヶ月間を茫然自失して過ごしました。