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海外奇談【かいがいきだん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
海外奇談

「海外綺談」とも書く。

【読み方】
かいがいきだん

【意味】
なんの根拠もないでたらめな話のこと。作り話。インチキな話。「面白くこしらえた話」という意味があります。

【語源由来】
誰も行ったことのない外国の話はどうとでも言え、自慢にもできるという意味から派生した四字熟語です。

【典拠・出典】

海外奇談(かいがいきだん)の使い方

健太
これって本当なのかな? まったく信じられない。
ともこ
何が?
健太
江戸時代、とある国からゾウを輸入してお上が飼っていたっていうんだ。当時の挿絵はゾウと言うよりもバクに近いんだよね。
ともこ
うーん、本当なのかも知れないし・・・・・・。海外奇談に近いのかな? 挿絵なんかは伝聞で描いたんでしょうね。

海外奇談(かいがいきだん)の例文

  1. 彼の海外奇談に付き合うのは相当骨が折れるよ。
  2. 話を盛るのはやめなよ。それじゃあホントのこともまるで海外奇談になっちゃうよ。
  3. あの無気力でだめな男がとある国の恐れ多い身分の人間とはまるで海外奇談だ。
  4. 旅の恥はかき捨てとばかり、あんな恥知らずなことをして。それも海外奇談にして煙に巻くつもりなのかね。

まとめ

「海外奇談」を分かりやすい言葉で言えば、単に嘘の話、作り話ではなく、変な感じに自慢の入る「ほら話」に近いでしょう。
海外で起きていることだから真実が見えない、真実を確かめようがないというシチューエーションがそもそも怪しい。「見知らぬ国の出来事」という枕言葉付きで作り話をしやすい言い訳が立つようにしているところなどもうさん臭さが漂います。
明らかに嘘っぽいのだけれど、それを確かめることができないという事がこの四字熟語の要の部分。真実でないと言うことが立証されない以上は、それは「奇談」、つまり「めったに有りそうにもなく、誰もが聞きたがる話」となるのです。


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