【四字熟語】
安常処順
【読み方】
あんじょうしょじゅん
【意味】
穏やかな日常に慣れ、万事がうまくいっている境遇であること。
【典拠・出典】
『荘子』「養生主」
【類義語】
・安居楽業(あんきょらくぎょう)
・安閑恬静(あんかんてんせい)
【英語訳】
being satisfied with the life that the way it is.
be in a good circumstance
英語例文
彼は苦労せずに今の地位を得て、安常処順である。
He never had effort to be in his position and is satisfied with his life.
彼は苦労せずに今の地位を得て、安常処順である。
He never had effort to be in his position and is satisfied with his life.
安常処順(あんじょうしょじゅん)の使い方
健太くんのママってもうすぐ誕生日じゃなかった?何かプレゼントとか用意したの?
うーん、考えてるんだけどね。何がいいのかわからなくてさ。欲しいものあるか聞いても特にないって言うしね。
なんだろうね。だけどママって何か欲しいものあるって聞いてもだいたいないって言うのよねー
ともこちゃんとこも?やっぱりそうなんだ。なんか欲がないって言うかね、ああ言うのを安常処順って言うのかなぁ
安常処順(あんじょうしょじゅん)の例文
- 私の両親は老後は安常処順な暮らしがしたいと、私が子供の頃からずっと言っていた。そんな暮らしができるよう私もできるだけ努力はしてあげたい。
- 私の父は出世もしなかったが、それに対して全く愚痴を言うわけでもなかった。家族思いのいい父だった。安常処順な人とは彼のことを言うのだろう。
- 安常処順な暮らしがあたかもいいことのように言われているが、私から言えばただ向上心がないだけのように思われる。
- 彼は本当は野望や夢があるのだ、ただそれを実現させるだけの実力や行動力がないから自分のことを安常処順と言い訳をしているだけだと思う。