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鳳凰銜書【ほうおうがんしょ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
鳳凰銜書

「鳳凰書を銜(ふく)む」とも読む。

【読み方】
ほうおうがんしょ

【意味】
天子の遣わした使者が勅書をたずさえていること。

【語源・由来】
鳳凰が文書を口にくわえているという意味。「鳳凰」は聖天子が世に出ると現れるという瑞鳥。

【典拠・出典】
易林』「三」

鳳凰銜書(ほうおうがんしょ)の使い方

健太
あの人は、なんだか偉そうだけれども何者なの?
ともこ
王様の使者なんですって。鳳凰銜書している使者に何かあったら大変よね。
健太
そうだよね。だから厳重警備なんだね。
ともこ
国際問題に発展しかねないからね。疑われないように、この辺りをうろちょろしないほうがいいわよ。

鳳凰銜書(ほうおうがんしょ)の例文

  1. 冊封使が鳳凰銜書し、王を訪ねて我が国にやってきました。
  2. 国書を鳳凰銜書する使者が王との面会を求めていますが、本物かどうか怪しいです。
  3. 隣国に同盟の意思を確認するために、密書を使者に託し鳳凰銜書させました、
  4. 鳳凰銜書するために船に乗って遠い彼の国に向かいました。
  5. 健太くんが正式に王位を継承することを知らせるために、近隣の国に鳳凰銜書しました。

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