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隠晦曲折【いんかいきょくせつ】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
隠晦曲折

【読み方】
いんかいきょくせつ

【意味】
回りくどくて、わかりにくい言い方、表現のたとえ。

【典拠・出典】

隠晦曲折(いんかいきょくせつ)の使い方

健太
えっと、アレ取ってよ、あれ!
ともこ
何? わからないわ。
健太
ほら、フワッとしてぱりっとして。色は茶色で四角くって・・・・・・誰もが好きなもので。アレだってば!
ともこ
何のこと? 隠晦曲折で、まったく言いたいことが伝わらないわ。

隠晦曲折(いんかいきょくせつ)の例文

  1. この小説はあえて主人公のモノローグを隠晦曲折に表現したところに斬新さがある。
  2. 隠晦曲折ではあるが、そうとしか言えないのである。
  3. 彼の話は隠晦曲折としてまるでわからない。
  4. 彼の文章は肝心の部分が特に隠晦曲折で、何を言っているのか判然としない。
  5. 難解であることと隠晦曲折であることとはまったく異なります。

まとめ

「隠晦曲折」は、「隠晦」と「曲折」の2つの熟語が合わせる事で、「はっきりしないこと」「ぼんやりしていること」を示し、特に文章や話などに使われる四字熟語となりました。長いわりには回りくどく、不必要な情報や的外れな情報ばかりが溢れていて、肝心のことが見えて来ないような感じでしょうか。
暗喩という高度なレトリックではなく、単に情報が多いわりに肝心の事が述べられていない、多くの情報がムダ遣いされているような表現を言うのでしょう。
文章の表現は、映像のように訴えようとすると情報過多になりがちです。文章の種類によっては情報過多があだになってしまうこともあるので気をつけたいものですね。


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