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因果因縁【いんがいんねん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
因果因縁

【読み方】
いんがいんねん

【意味】
物事の原因や条件のこと。
過去の出来事から未来の出来事まで、すべてが繋がっているということ。

【語源・由来】
もとは仏教に関する言葉で、様々な事象は因と縁によって成り立つ(結果を生む)という考えに由来します。
最近では多くの場合「過去の行いやふるまいが現在の結果につながり、現在の行いやふるまいは未来の結果につながる」と解釈されています。

【出典】

【類義語】
・因縁因果(いんねんいんが)

【英語訳】
・cause and effect

因果因縁(いんがいんねん)の使い方

健太
思わぬ所で関連があったりするんだね、びっくりだよ!
ともこ
何が?
健太
バスケ部に新入生が入ったんだけど、その子、お父さんの大学時代の後輩のお子さんなんだって。お父さんのこと、詳しく知っているんでびっくりしたよ。
ともこ
へえ、因果因縁ね、バスケ部でのポジションも一緒なんじゃない?

因果因縁(いんがいんねん)の例文

  1. この小説はドロドロとした因果因縁にまつわる人間関係を見事に描ききっている。
  2. 因果因縁とでも言うのだろうか、彼に応援演説をしてもらった私が、今度は彼の応援演説をしているのである。
  3. 隣の家とはそれこそ因果因縁があり過ぎる。事あるごとにつまらない争いごとをくりかえしているのだから。
  4. この靴とは少なからず因果因縁がある。
  5. 彼女とは言うなれば因果因縁の仲だ。

まとめ

「因縁」を国語事典で調べると、「因」は直接的な原因、「縁」は間接的な原因を示します。仏教の基本的な考え方では「一切の事象は「因」と「縁」が相互に合して成り立つ」としてきました。それらが結果を生む・・・・・・これが因果因縁の考え方です。
人が生きていく上で、人や物事との関わりに因果因縁を感じる場面は少なくありません。
その人の行いやふるまいは、まるで鑑の如く結果に表れるものです。それは自身に対する評価に直結します。必ず結果として表れるのだと思うと、何事にも人間性を低く評価されるような事はできないと思います。自己を律する熟語としてピッタリですね。


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