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一片氷心【いっぺんのひょうしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

【四字熟語】
一片氷心

補足 「氷」は「冰」とも書き、「一片冰心」とも書きます。

【読み方】
いっぺんのひょうしん

【意味】
澄み切った心境のこと。品行が高雅なことの形容。ひとかけらの氷のようにきわめて清い意。

【語源由来】
「一片」は、ひとかけら、「氷心」は、氷のように透明な心のことを意味します。
ひとかけらの氷のように透き通っているということから、清く澄んだ心を意味します。
名声や利益を求めることなく、品行正しく生きていることの意味を込めています。

【典拠・出典】
王昌齢「芙蓉楼送辛漸」

【英語訳】
one slice of ice feeling

一片氷心(いっぺんのひょうしん)の使い方

ともこ
1組の担任の佐藤先生って知っている?
健太
知っているよ。
とても人柄が良くて人気のある先生だよね。
ともこ
うん。お母さんから聞いたんだけど、休日にはボランティアしたり、
常に地域社会活動をしている人らしく、一片氷心の持ち主だって聞いたよ。
健太
そうだね、学校でも常に見習うべき姿勢を感じる素晴らしい先生だよね!

一片氷心(いっぺんのひょうしん)の例文

  1. わが国の領主は一片氷心の持ち主で人徳もあり、常に人民に心を砕く素晴らしい人物でした。
  2. 決して人を見た眼で判断したり、貧富による差別的な視点は一切なく、彼女は常に一片氷心なる人柄でした。
  3. 今までの汚職に満ちた政治家とは一線を画し、新しく立候補した彼は一片氷心を常に持ち続ける人物でした。
  4. 彼女は一片氷心の持ち主で、どんな嫌なことがあっても、どんなに苦しいことがあっても、常に笑顔を忘れることのない素晴らしい人でした。
  5. 新しく市長になった彼は、既存のしがらみや既得権を一切考えず、ただひたすら市民のためだけを考え、一片氷心の人物だと言われた。

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