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萎靡沈滞【いびちんたい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
萎靡沈滞

【読み方】
いびちんたい

【意味】
社会・経済・文化などに活気がなく、退廃して、進歩や発展が見られないこと。

【語源・由来】
「萎靡」は植物が萎え、しおれること。「沈滞」は底のほうに沈みとどまっていることから。

【典拠・出典】

【類義語】
・委靡沈滞(いびちんたい)

【対義語】
活気横溢(かっきおういつ)

【英語訳】
not lively and decadent

livelyは「活発な」という意味の形容詞。decadentは「退廃的な」という意味の形容詞。
英文例
萎靡沈滞な時代が続いた。The period that is not lively and decadent continued.

萎靡沈滞(いびちんたい)の使い方

ともこ
野球部の調子はどう?
健太
それが、最近ぜんぜん試合に勝てなくさ
ともこ
うーん、萎靡沈滞な時期に入っているのね
健太
どうすればもっと活気づくのか試行錯誤しているところだね

萎靡沈滞(いびちんたい)の例文

  1. それは永きに渡る萎靡沈滞の時代の幕開けだった。
  2. 彼とのデートが今ひとつ盛り上がらない。萎靡沈滞の時期にさしかかっているのかもしれない。
  3. 萎靡沈滞の状況を打破するため、大胆な改革が必要だ。
  4. その時期は、後に萎靡沈滞の期間と歴史学者に評された。
  5. 模擬試験の結果がずっと伸び悩んでいる。これでは萎靡沈滞の状態だ。

まとめ

「萎靡」は植物がしおれる様を、「沈滞」は底のほうにとどまっている様を表すことから、萎靡沈滞(いびちんたい)は、退廃して、進歩や進展が見られない様をしめす言葉となりました。バブル崩壊後、日本経済は永らくこの萎靡沈滞(いびちんたい)の状態が続いています。今後、何がきっかけでこの萎靡沈滞(いびちんたい)の状況を脱することができるのか、ずっと注目されています。ひとつのタイミングとしては、2020年に開催予定の東京オリンピックでしょう。この世界最大のイベントに向けて経済が活性化すれば、萎靡沈滞(いびちんたい)の状況をきっと脱することができると思います。


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