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言文一致【げんぶんいっち】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
言文一致

【読み方】
げんぶんいっち

【意味】
日常用いている話し言葉によって文章を書くこと。また、特に明治時代を中心に行われた文体の改革運動をいう。明治初期に文学界では二葉亭四迷、山田美妙、尾崎紅葉らが小説に試み、明治末期以降に確立した。

【典拠・出典】

言文一致(げんぶんいっち)の使い方

健太
二葉亭四迷と夏目漱石は、朝日新聞社の社員として新聞に小説を書いていたんだよね。
ともこ
そうなのよ。二人の有名な作品はほとんど新聞に掲載されたものなのよ。
健太
毎日、文豪の作品が読めただなんて、贅沢な話だよね。
ともこ
そうよね。その時、新聞掲載のために言文一致体といわれる読みやすい現代的な文体を模索したと言われているのよ。

言文一致(げんぶんいっち)の例文

  1. 言文一致体で新聞に小説を発表した二葉亭四迷は天才です。
  2. 言文一致ができる前は、話し言葉と書き言葉が異なっていました。
  3. 森鴎外は、一度言文一致を試みましたが、文語表現に戻りました。
  4. 文語表現の作品を読んでいると眠くなってくるのだけれども、昔の人も同じだったようで、幅広い人にわかりやすい文一致が用いられるようになったそうです。
  5. 言文一致体で小説を読むことが出来る私は、現代に生まれてよかったと思っています。

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