【四字熟語】
万緑一紅
【読み方】
ばんりょくいっこう
【意味】
あたり一面の緑の草むらの中に開く紅い花一輪の意で、平凡な多くのものの中に、一つだけすぐれたものがあること。また、特に多くの男性の中に一人女性がいること。また、その女性。
【語源・由来】
「万緑」は、あたり一面が緑であるさま。
【典拠・出典】
王安石「詠柘榴」
万緑一紅(ばんりょくいっこう)の使い方
ともこちゃんは男だらけの生徒会の万緑一紅だね。
そうなのよ。みんなに生徒会の癒しって呼ばれているの。
へえ。生徒会は優秀な人が集まっているのに、だれもともこちゃんの本性を見抜くことが出来ないんだね。
なんですってー。
万緑一紅(ばんりょくいっこう)の例文
- この図書館の多くの蔵書の中でもこの本は、万緑一紅だと思います。
- ともこちゃんは小さいころからとても優秀で、兄弟姉妹の中でも万緑一紅です。
- 牛丼屋さんに食事に行ったら万緑一紅でした。
- 万緑一紅、ともこちゃんはいつでもどこでも際立っていて目立ちます。
- 万緑一紅、ともこちゃんはいつも満点しかとらないので、ともこちゃんがいるクラスは他より平均点が上がります。