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牽衣頓足【けんいとんそく】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
牽衣頓足

【読み方】
けんいとんそく

【意味】
非常につらい別れを惜しむことの形容。もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。

【典拠・出典】
杜甫「兵車行」

牽衣頓足(けんいとんそく)の使い方

ともこ
健太くん。本当に海外に空手の修行に行くの?
健太
うん。もう決めたんだ。ともこちゃんの牽衣頓足を振り切ってでも行くよ。
ともこ
いいえ。止めないわ。ただ、英語の成績がいつも最低ランクだった健太くんを心配しているだけよ。
健太
あっ。そのことを忘れていたよ。

牽衣頓足(けんいとんそく)の例文

  1. 出征する家族に対して、牽衣頓足せず、万歳をして見送ることになっていました。
  2. 人気のある先輩が、卒業して県外の大学に進学するので、たくさんの後輩たちが牽衣頓足していました。
  3. 尊敬していた医師が退職することになり牽衣頓足しました。
  4. 別れの時には、牽衣頓足せずに笑顔で送りたいと思っています。
  5. 会社に行くとき、幼い息子が牽衣頓足、私を引き留めようと大暴れするので困ります。

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