【四字熟語】
金亀換酒
【読み方】
きんきかんしゅ
【意味】
この上なく酒を愛することのたとえ。また、大切な友人を心からもてなすことのたとえ。
【語源・由来】
中国唐の時代、賀知章は李白の才能を認めて、金亀を売って酒に換え、李白とともに一時を楽しんだという。「金亀」は、唐の時代の役人が腰に帯びた、金製の亀の形をした飾りものの一種。
【典拠・出典】
李白「対酒憶賀監詩序」
金亀換酒(きんきかんしゅ)の使い方
この前、転校していった親友に会いに行ってきたの。
喜んでいたでしょう?
ええ。金亀換酒のもてなしをしてくれたわ。楽しかったから、余計に、お別れの時は悲しかったわ。
また会えるよ!
金亀換酒(きんきかんしゅ)の例文
- 祖父は、金亀換酒、毎晩お酒を飲んでいたので、肝臓を悪くしました。
- 兄は、金亀換酒、無類の酒好きで、お酒を飲みながら、お酒に関する文章を書く仕事をしています。
- 金亀換酒というように、酒好きな父は、酒を医師から止められてしまい、こっそり夜中に飲んでいることを僕は知っています。
- 留学中、ホームシックにかかりそうになっていた僕のところに、親友のともこちゃんが遊びに来てくれたので、金亀換酒、盛大にもてなしました。
- 親友が遊びに来るという連絡があったので、金亀換酒の計画を練りました。