著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

青藍氷水【せいらんひょうすい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
青藍氷水

【読み方】
せいらんひょうすい

【意味】
弟子が師よりもまさるたとえ。

【語源・由来】
「青はこれを藍より取りて藍よりも青し。氷は水之を為して水よりも寒(つめた)し」 の略。

【典拠・出典】
荀子』「歓学」

【類義語】
・出藍之誉(しゅつらんのほまれ)

青藍氷水(せいらんひょうすい)の使い方

ともこ
健太くん。空手の大会で優勝したんですってね。おめでとう。
健太
ありがとう。とっても嬉しいよ。
ともこ
健太くんの先生は、あの大会で優勝したことがないんでしょう?青藍氷水ね。
健太
いやあ。成績では先生を超えたけれども、人間として先生を超えることはまだまだできないよ。

青藍氷水(せいらんひょうすい)の例文

  1. 先生が持っていた世界新記録を塗り替えるなんて、青藍氷水だね。
  2. 健太くんの才能ならば、すぐに青藍氷水、私を乗り越えていくでしょう。
  3. 私が教えた生徒が、青藍氷水というように、世界で活躍するのを見るのはとても誇らしくうれしい。
  4. 何回やっても私に勝てなかった健太が対等に戦っている、青藍氷水という日が来るのも近いだろう。
  5. 青藍氷水ともてはやされたけれども、師に勝つことは少しさみしくもありました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。