著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

屹然特立【きつぜんとくりつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
屹然特立

【読み方】
きつぜんとくりつ

【意味】
山などが一際高くそびえるさま。

【語源由来】
屹然」は、山などの高くそびえるさま。独立して人に屈しないさま。毅然。「特立」は、衆にぬきんでていること。他にたよらないこと。

【典拠・出典】
文選』王延寿「魯霊光殿賦」

屹然特立(きつぜんとくりつ)の使い方

ともこ
健太くん。電車を降りてから登る山がどこにあるのか調べなくてもいいの?
健太
いいんだよ。屹然特立した山らしいから。
ともこ
目立っているのね。
健太
そうなんだ。屹然特立した登り甲斐のある山だそうだよ。

屹然特立(きつぜんとくりつ)の例文

  1. 東京スカイツリーは、屹然特立しているので、埼玉県からでも見える。
  2. 富士山は屹然特立した日本一の山だ。
  3. あそこに屹然特立しているタワーマンションが健太くんの家だよ。
  4. 昔は屹然特立していたんだけど、高層ビルが増えて普通のビルになってしまったね。
  5. 建設予定のドバイ・シティ・タワーは、2400mと世界一高い、屹然特立したビルになるでしょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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