【四字熟語】
黄茅白葦
【読み方】
こうぼうはくい
【意味】
黄色のちがやと白のあし。やせた土地の形容。
【語源・由来】
「茅」はちがや、イネ科の多年草で屋根を葺くのに用いる。「葦」は植物のあしのことで、イネ科の多年草。
【典拠・出典】
蘇軾「答張文潜県丞書」
【類義語】
・荒瘠斥鹵（こうせきせきろ）
黄茅白葦（こうぼうはくい）の使い方
この暑い日差しの下で草むしりなんて、過酷だねえ。
本当に。運動場は黄茅白葦なのに、草が生えるんだからすごい生命力よね。
踏みつぶしてもまた生えてくるし、この炎天下でも枯れないなんて尊敬してしまうよ。
でもいくら敬意を払ったとしても、今はむしり取らないとね。
黄茅白葦（こうぼうはくい）の例文
- 兄はいい土地をすべて持って行き、僕が相続した土地は黄茅白葦でした。
- 貯水池を作り、長い年月をかけて、黄茅白葦を豊かな土地に変えました。
- 黄茅白葦を農作に適した土地にして、食糧難を解決するために、木を植え続けています。
- 過疎化が進み、放棄された田畑は黄茅白葦になってしまいました。
- 黄茅白葦に腐葉土を入れて、野菜が育つ土に変えていきました。
