一竿風月の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一竿風月
「一竿」を「一干」と書かない。「いっかんのふうげつ」と読むこともある。
【読み方】
いっかんふうげつ
【意味】
一本の釣り竿を友に、俗世のわずらわしさから離れ、自然の風物を味わいながら悠々自適に暮らすこと。

「一竿風月」は、釣り竿一本を友として、世俗のわずらわしさを離れ、自然の中で風流な暮らしを楽しむことだよ。陸游の詩に由来するんだ。

ニャルほど! 釣り竿を片手に、風や月を楽しむような暮らしなんだニャ。オラも川辺の景色を眺めながら、ゆったり過ごしてみたいニャン!
【語源・由来】
「一竿」は一本の釣り竿、「風月」は風や月など自然の美しさをいう。南宋の詩人・陸游の「感旧」に「回首壮遊真昨夢、一竿風月老南湖」(かつての壮遊を振り返ればまことに昨日の夢のようで、いまは南湖で釣り竿一本を友に老いる)とある。華やかな昔を振り返り、自然に親しみながら静かに過ごす境地を表した。
【典拠・出典】
陸游「感旧」
【類義語】
・一丘一壑(いっきゅういちがく)
・悠悠自適(ゆうゆうじてき)
【関連語】
・採薪汲水(さいしんきゅうすい)
「採薪汲水」は山で薪を採り、水をくむような質素な暮らしをいう言葉。「一竿風月」は、自然の風情を楽しむことに重点がある。
【英語訳】
to lead a leisurely life close to nature
to enjoy a carefree life away from worldly concerns
英語例文
祖父は引退後、湖のほとりで一竿風月の日々を楽しんでいる。
After retiring, my grandfather enjoys a peaceful life close to nature by the lake.
祖父は引退後、湖のほとりで一竿風月の日々を楽しんでいる。
After retiring, my grandfather enjoys a peaceful life close to nature by the lake.
一竿風月(いっかんふうげつ)の解説
カンタン!解説
「一竿風月」は、世間のわずらわしさを離れ、自然の風情を楽しみながらのんびり暮らすことを表すよ。
一本の釣り竿を手に湖畔で過ごし、風を感じたり、月を眺めたりする情景を思い浮かべるとわかりやすいんだ。単に休日に釣りをするだけでなく、俗事から離れてゆとりある生活を送ることが大切なんだよ。
「一竿」は一本の釣り竿、「風月」は風や月に代表される自然の美しさのこと。「いっかんのふうげつ」という読み方もあるよ。
たとえば、仕事を引退して湖の近くに移り住み、釣りや散策を楽しむような暮らしを「一竿風月の生活」と表せるんだ。
由来は、南宋の詩人・陸游の「感旧」だよ。華やかだった昔の日々を夢のように振り返り、南湖のほとりで釣り竿を友に老いていく情景を詠んでいるんだ。
一竿風月(いっかんふうげつ)の使い方

健太くん、この前退職したおじいちゃん、元気にしている?

うん! 今は湖で釣りをしたり、自然の景色を眺めたりしているよ。一竿風月の暮らしを楽しんでいるんだ。

すてきね! 自然を楽しみながら、自分のペースで暮らしているのね。

今度ぼくも一緒に釣りに行くんだ。湖の景色も楽しみだよ!
一竿風月(いっかんふうげつ)の例文
- 仕事を引退したら、湖のほとりで釣りを楽しむ一竿風月の暮らしを送りたい。
- 彼は都会の暮らしを離れ、山と湖に囲まれた土地で一竿風月の日々を送っている。
- 祖父は毎朝釣り竿を手に川へ出かけ、一竿風月の境地を味わっている。
- 長い旅を終えた詩人は、湖畔に住み、一竿風月の生活を楽しんだ。


















