【四字熟語】
一竿風月
注意 「一竿」を「一干」と書いたり、「ひとさお」と読むのは誤りです。
【読み方】
いっかんふうげつ
【意味】
自然に親しみ、のんびりと人生を楽しむこと。
俗世にとらわれず、自然の中でのんびりと心ゆくまで自由な生活を送ること。
自然の風物を楽しみ、俗事を忘れること。
【語源・由来】
「首を回らせば荘遊まことに昨夢、一竿の風月南湖に老ゆ」とあるのに基づきます。
【典拠・出典】
陸游「感旧」
【類義語】
・一丘一壑(いっきゅういちがく)
・悠悠自適(ゆうゆうじてき)
・採薪汲水(さいしんきゅうすい)
【英語訳】
live freely
live comfortably
lead a leisurely life
一竿風月(いっかんふうげつ)の使い方
うん、うちのおじいちゃんは当初落ち込んでいたけど、もともと釣りが大好きだったから、
今では毎日のんびりと川に釣りに行っているよ。
一竿風月な生活に満足しているようだよ。
今では毎日のんびりと川に釣りに行っているよ。
一竿風月な生活に満足しているようだよ。
そうか、のんびりとやりたいことができる生活ってうらやましいよね。
僕たちも将来、そんなおじいちゃんのような生活ができるように、今は一生懸命勉強頑張ろうね!
一竿風月(いっかんふうげつ)の例文
- 今は忙しい毎日を過ごしていますが、退職後は自然に親しみ、一竿風月、悠々自適に暮らすことが夢です。
- 今の仕事は生活を投げ打って我ながら努力してきた。引退後は、一竿風月な生活環境に変えたいと思います。
- 一風変わった祖父は一人山奥で暮らしていますが、誰にも関与されない、一竿風月な毎日を送っているそうです。
- 今度釣りに行こうと思っているけど、何を用意して、何をもっていけばいいのか、すでに一竿風月な人生を謳歌している先輩に教えてもらおう。
この間、定年退職してからやることがないって言っていたよね?