著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

孔孟老荘【こうもうろうそう】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
孔孟老荘

【読み方】
こうもうろうそう

【意味】
古代中国の四人の思想家、孔子、孟子、老子、荘子のことをいう。またその教え。

【典拠・出典】

孔孟老荘(こうもうろうそう)の使い方

健太
孔孟老荘ってすごいよね。現代の僕が読んでも学ぶべきことがたくさんあるよ。
ともこ
それだけ人間は成長していないってことね。
健太
そうだね。科学がどんなに進歩しても、心は進歩していないのかもしれないね。
ともこ
この際、孔孟老荘を教科書にすればいいのに。

孔孟老荘(こうもうろうそう)の例文

  1. 孔孟老荘の言葉は、歯切れが良く暗唱しやすく心に響く。
  2. 思想家として孔孟老荘が有名ですが、孫子の兵法もたまらなく格好いいです。
  3. 孔孟老荘の孔孟は、儒学の大家で老荘は無為自然を旨としています。
  4. 孔孟老荘の孔孟は理屈っぽいから、老荘の言葉の方が心にしみる。
  5. 孔子、孟子、老子、荘子の孔孟老荘は古くから日本に多大な影響を与えてきました。

まとめ

孔子が説き始め、孟子、荀子が発展させたのが儒家で、社会の秩序である礼を重んじ、仁を説きました。老子を始祖とし荘子に受けつがれたのが道家で、儒家と相反する思想です。無為自然の中に理想を見出しました。

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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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