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指鹿為馬【しろくいば】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
指鹿為馬

【読み方】
しろくいば

「鹿を指して馬と為す」とも読む。

【意味】
道理の通らないことを無理に押し通すこと。また、間違いを認めず押し通すこと。鹿を指差し馬とするという意味。

【語源・由来】
秦の趙高は始皇帝の死後、権力を独占しようと二世皇帝に「馬でございます」と言って鹿を献上し、ほんとうのことを言って鹿であるとしたものを罪におとしいれた故事から。

【典拠・出典】
史記』「秦始皇紀」

【類義語】
漱石枕流(そうせきちんりゅう)

指鹿為馬(しろくいば)の使い方

ともこ
健太くんが空手部の部長になるんですってね。健太くんの友達の方が部長に向いているんじゃないの?
健太
あいつは指鹿為馬、プライドが高くて強引で頑固なところがあるから、上に立つ人間としてふさわしくないんだよ。
ともこ
へえ。見かけによらず俺様なのね。
健太
そうやって消去法で残ったのが僕だったんだよ。

指鹿為馬(しろくいば)の例文

  1. 健太くんは、指鹿為馬、絶対に間違いを認めようとしない。
  2. ミスに気がついた時にやり直せばいいのに、指鹿為馬、押し通すから失敗するんだよ。
  3. 指鹿為馬、彼が白と言ったら、黒も白になります。
  4. 権力を振りかざして、指鹿為馬というような君は、社長にふさわしくありません。
  5. 指鹿為馬というような上司の下で働くと、反論できなくてストレスがたまります。

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