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空即是色【くうそくぜしき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
空即是色

【読み方】
くうそくぜしき

【意味】
固定的な実体がなく空(くう)であることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではなく、それがそのままこの世に存在する物の姿でもある意。

【語源・由来】
「空」とは、存在しているが実体性を欠いていることで、 この世の全ての事象や物体などのすべてを否定しているのではない。「空」が事象や物体などの真の姿でもあるという意味。「色」とは、この世に存在する全ての物質的な物や、人が認識できる全ての事象のこと。

【典拠・出典】
般若心経

空即是色(くうそくぜしき)の使い方

健太
すべてのことが、空即是色というけれども、この実感のない好景気には不安にさせられるよね。
ともこ
そうね。一般庶民には景気が上向いた実感がないわよね。株価が上がったとか言うけれども、単なる数字の羅列が変化しただけに思えるわ。
健太
何か、こう、好景気の波がやってきた!と手放しで喜べるような、わかりやすい好景気は来ないかな?
ともこ
そうね。空即是色、実体はないけれどもそこにあるなら、もっと実感できたらいいわよね。

空即是色(くうそくぜしき)の例文

  1. 空即是色、昼間の星は見えないけれども、変わらずそこにある。
  2. 空即是色、花壇が枯れたように見えても、春になれば芽吹き、花を咲かせるでしょう。
  3. 空即是色というけれども、愛情は、もっと言葉で態度で示してほしい。
  4. 空即是色、目では見ることができない人の心がこの世の実体であり、この世を形作る。
  5. 空即是色、家を出てから、目に見えない家族の愛情に包まれていたことを知る。

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