著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

強悪強善【きょうあくきょうぜん】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
強悪強善

「悪に強ければ善にも強し」と訓読する。

【読み方】
きょうあくきょうぜん

【意味】
悪人であればあるほど悔い改めた時に善人になること。

【典拠・出典】

強悪強善(きょうあくきょうぜん)の使い方

健太
あの先生は、何であきらめることなく、あの不良生徒を改心させようとしているんだろうか。
ともこ
強悪強善って言うからね。良い方向に進むことが出来るって信じているのよ。
健太
先生の熱意が彼の心に通じる日が来るといいね。
ともこ
そうね。そしてものすごい聖人君主になってくれるといいわね。

強悪強善(きょうあくきょうぜん)の例

  1. 強悪強善、あの極悪非道だった健太くんが、今では正義の警察官です。
  2. 強悪強善というように、彼は、若いころあらゆる悪行をやりつくしたので、今では誰よりも穏やかで優しい。
  3. 強悪強善、不良でとがっていた近所のお兄さんは、今では丸くなって、町で一番優しいと評判です。
  4. 強悪強善、あの暖炉の前で微笑んでいるおじいさんは、改心する前は、指名手配されるくらいの悪人だったそうよ。
  5. 強悪強善と言うけれど、あんな事件を起こした人が、こんな優しい絵本を書くようになるなんてびっくりです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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