著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

以水投石【みずをもっていしにとうず】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
以水投石

【読み方】
みずをもっていしにとうず

【意味】
石に水をかけても、水をはね返すことから、どんな意見も受け入れてもらえないこと。

【典拠・出典】

以水投石(みずをもっていしにとうず)の使い方

ともこ
文化祭でカフェをやりたいっていう意見、先生は許可してくれた?
健太
だめだったよ。
ともこ
じゃあ、たこ焼き屋さんをやりたいという意見は?
健太
だめだったんだ。まさに以水投石、僕には先生を説得する自信がないよ。

以水投石(みずをもっていしにとうず)の例文

  1. 健太くんのお父さんは、頑固なので以水投石という感じで、聞く耳を持ちません。
  2. 先輩の意見は絶対で、健太くんが何を言おうとも以水投石だった。
  3. 今の政府は、以水投石というように、国民の意見を受け入れない。
  4. 以水投石という感じだったので、健太くんは諦めました。
  5. たくさんの案を考えていったのに、けんもほろろ以水投石でした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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