尊王攘夷【そんのうじょうい】の意味と使い方の例文

【四字熟語】
尊王攘夷

【読み方】
そんのうじょうい

【意味】
日本で江戸末期、尊王論と攘夷論とが結びついた政治思想。朱子学の系統を引く水戸学などに現れ、下級武士を中心に全国に広まり、王政復古・倒幕思想に結びついていった。

【語源・由来】
「尊王」は、王(国家君主)を尊ぶこと。「攘夷」は外国を斥けようとすることから。

【英語訳】
allegiance to king and exclusion of foreigners

allegianceは「忠誠」という意味の名詞。
英文例
幕末には尊王攘夷が盛んだった。The allegiance to king and exclusion of foreigners was popular at the end of Edo-period.
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尊王攘夷(そんのうじょうい)の使い方

ともこ
最近、新撰組関係の小説に夢中なのよ
健太
詳しくは知らないけれど、確か幕末に幕府を守ろうとした人たちだよね
ともこ
そうそう、尊王攘夷が溢れる中で幕府に忠誠を尽くす姿がかっこよくて
健太
たしか漫画にもなってたような。小説より簡単だから、漫画を読んで見るよ

尊王攘夷(そんのうじょうい)の例文

  1. 幕末のころ、江戸幕府の政治に不満を持つ諸藩や浪人は、水戸学を源流とする尊王攘夷論に傾倒し、天皇を尊び、外国人を排除すれば国の乱れは収まると考えた。しかし実際は、より大きな混乱を生んでしまった。
  2. 尊王攘夷が盛んな幕末に、最後の親幕派として時代の流れに逆らった新撰組は、今でも小説やドラマなどで有名で、近藤正臣や土方歳三、沖田総司といった人物の生き様に魅せられる人が大勢いる。
  3. 私は日本史が大好きで、司馬遼太郎などの歴史小説も数多く読んでいる。その中でも、特にお気に入りなのが幕末だ。尊王攘夷から開国、明治維新までの時代のめまぐるしい変化にドラマを感じるからだ。
  4. 坂本龍馬の伝記などを読むと、尊王攘夷派が悪者っぽい印象を持ってしまうが、彼らにも、そういう思想にたどり着くだけの十分な理由があった。
  5. 江戸時代の末期に、長きに渡る鎖国に嫌気がさして開国を主張するのなら理解できるが、尊王攘夷は外国排斥の方向なので、なぜそうなるのか理解に苦しむ。

まとめ

「尊王」は、王(国家君主)を尊ぶこと、「攘夷」は外国を斥けようとすることから、尊王攘夷(そんのうじょうい)は、日本で江戸末期、尊王論と攘夷論とが結びついた政治思想の意味です。日本で最も激動の時代だった幕末を飾った新撰組や坂本龍馬などと一緒に耳にすることが多い言葉でしょう。

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