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問鼎軽重【もんていけいちょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
問鼎軽重

「鼎の軽重を問う」とも読む。

【読み方】
もんていけいちょう

【意味】
その人の権威・実力を疑うこと。君主の地位をねらう野心のあること。

【語源・由来】
「鼎」は皇帝の宝物とされた三本脚と二つの耳をつけた銅器。
天下をねらう楚の荘王が周に行き、周王室象徴の鼎の重さをたずねたが、これは鼎の譲渡(君主の譲位)をねらったものであったという故事から。

【典拠・出典】
春秋左氏伝』「宣公三年」

問鼎軽重(もんていけいちょう)の使い方

ともこ
人気アイドルを両親に持つ子供がモデルデビューをしたわよね。
健太
うん。鮮烈なデビューだったね。
ともこ
でも問鼎軽重されているそうよ。
健太
親の七光りどころか十四光だもんね。実力をつけて親の力じゃないって示して、世間を納得させるしかないよね。

問鼎軽重(もんていけいちょう)の例文

  1. 健太くんは問鼎軽重、お兄さんを排して後継者の座を奪おうとしています。
  2. 和歌はすべて和泉式部の代作だろうと問鼎軽重された小式部内侍は、粋な和歌で反論しました。
  3. 文体が、普段話す関西弁じゃないので問鼎軽重されていますが、ゴーストライターではなく自分の手で書いています。
  4. 健太くんは問鼎軽重しているけれども、相手の力量を見誤っています。
  5. 周りの国から問鼎軽重されないように、核実験を繰り返し強さを示したいようです。

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