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遅疑逡巡【ちぎしゅんじゅん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

遅疑逡巡

遅疑逡巡の意味(語源由来・類義語)

意味

【四字熟語】
遅疑逡巡

【読み方】
ちぎしゅんじゅん

【意味】
いつまでも疑い迷って、決断せずにためらうこと。

四字熟語の博士
「遅疑逡巡」という四字熟語は、いつまでも迷ってしまって、決めることができない状況を表しているんだよ。
なかなか答えを出すことができず、ぐずぐずしてしまうという意味が込められているんだ。
助手ねこ
それはつまり、「ずっと迷い続けて、なかなか決められへん」ってことやな。
わからんことがあると、すぐに答えを出せへんで、ぐるぐる考えてしまうんやな。
これは、「迷ってばっかりいないで、思い切って決断すること」が大切やって教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「遅疑」はいつまでも疑って決心できないこと。「逡巡」はためらう、しりごみする、ぐずぐずすること。

【典拠・出典】

【類義語】
右顧左眄(うこさべん)
狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)
左顧右眄(さこうべん)
・首施両端(しゅしりょうたん)
首鼠両端(しゅそりょうたん)

遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)の解説

カンタン!解説
解説

「遅疑逡巡」っていうのは、ぐずぐずと悩んで、なかなか決断を下せないことを表すんだよ。なんか迷って、悩んで、ずっと決められない、そんな状態のことだよ。

「遅疑」っていうのは、自分が何かについて決めるのをいつまでも疑って、決断ができない状態を言うんだ。あれこれ考えて、結局決められない、そんな状態のことさ。

そして、「逡巡」も同じく、ずっと迷って、ためらって、何も決められないことを表すよ。この「巡」は、「循」って書くこともあるんだよ。

例えば、「遅疑逡巡して決断できない」って言ったら、その人がずっと迷って悩んで、結局何も決められない状態を表してるんだよ。要するに、すぐに決断を下せるように、自分の考えをしっかり持つことが大切なんだね。

遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)の使い方

ともこ
健太くん。告白されたんでしょう?どんな風に返事をしたの?
健太
うーん。それが、遅疑逡巡しているうちに、引っ越してしまったんだよね。
ともこ
ええーっ。相手の子も返事を聞きたかっただろうに、かわいそうなことをしたわね。
健太
うん。申し訳ないことをしてしまったよ。

遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)の例文

例文
  1. 誰かを犠牲にしなければならない場合、私は、遅疑逡巡すると思います。
  2. 晩年のダーウィンは、敵対する者の批判に疲れ、信仰と科学の間で揺れ、遅疑逡巡をしていたそうです。
  3. 彼女はどの大学を受けるか遅疑逡巡している間に、申し込みの締め切りが過ぎるという悲劇を味わってしまいました。
  4. どのお弁当にするか遅疑逡巡していたら、どんどん売り切れて行ってしまいました、
  5. コーヒーショップに寄るかどうか遅疑逡巡しながら歩いていたら、コーヒーショップが見当たらなくなりました。

遅疑逡巡の文学作品などの用例

  1. 遅疑逡巡する重臣たちにたいして、砲術所の青年たちが動き出した。<綱淵謙錠・戊辰落日>

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