著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

無茶苦茶【むちゃくちゃ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
無茶苦茶

【読み方】
むちゃくちゃ

【意味】
筋道が立たないこと。また、物事のやり方が並はずれて激しいさま。さらに何がなんだかわからないさまにもいう。「無茶」だけでもこれらの意をもち、「苦茶」を添えて語意を強める。

【語源・由来】
「無茶苦茶」は「むちゃくちゃ」という言葉に同音の漢字を当てたもの。

【典拠・出典】

【類義語】
・滅茶苦茶(めちゃくちゃ)

無茶苦茶(むちゃくちゃ)の使い方

ともこ
健太くん。この部屋はなんでこんなに散らかっているの?
健太
うちの子猫がいつも大人しく留守番することができずに、部屋を無茶苦茶にするんだよ。
ともこ
それでそのかわいい犯人はどこにいるの?
健太
そこのトイレットぺーパーの山の中にいるよ。

無茶苦茶(むちゃくちゃ)の例文

  1. そんな無茶苦茶な考えでは成功することはできませんよ。
  2. 君のやり方は無茶苦茶だな。
  3. その案は無茶苦茶だけれども、もしかしたら現状を突破する唯一の案かもしれないな。
  4. 音痴の健太くんが歌うと、せっかくのハーモニーが無茶苦茶になります。
  5. イライラした健太くんが、手あたり次第部屋にある物を投げて無茶苦茶にしていきました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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