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全知全能【ぜんちぜんのう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

全知全能

全知全能の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味

【四字熟語】
全知全能

【読み方】
ぜんちぜんのう

【意味】
知らないことは一つもなく、できないことは何もないということ。すべてのことを知り尽くし、行える完全無欠の能力のこと。

四字熟語の博士
「全知全能」というのは、全ての事象や情報を理解し、どんな事でもできるという能力を指す言葉なんだ。
無限の知識と能力を持っているということだよ。
助手ねこ
つまり、「何でも知ってて、何でもできる」ってことやな。
全部理解してて、どんなことでも出来る、すごい能力やな。
これは、「知識と能力の究極」を表してる言葉なんやで。

【語源・由来】
「知」は物事の本質を見通す力。「能」は物事を成し遂げる力。神の力を「全知全能」とたとえる。「知」は「智」とも書く。

【典拠・出典】

【類義語】
・全智全能(ぜんちぜんのう)
完全無欠(かんぜんむけつ)
十全十美(じゅうぜんじゅうび)

【対義語】
・無知無能(むちむのう)

全知全能(ぜんちぜんのう)の解説

カンタン!解説
解説

「全知全能」というのは、全部知っていて、全部できる、つまり何も知らないことやできないことがない状態を表す言葉だよ。

「知」っていうのは、色んなことを知っている、理解しているっていう意味だね。それに対して、「能」っていうのは、何でもできる、つまり物事をうまくやり遂げる力を指しているんだ。

この「全知全能」っていう表現は、よく神を説明するときに使われるんだよ。だって、神は何でも知っていて、何でもできると考えられているからさ。例えば、「全知全能の神」って言うと、その神が全部知っていて、何でもできるってことを表しているんだよ。あと、「知」っていう文字は、「智」っていう字でも書けるんだよ。

全知全能(ぜんちぜんのう)の使い方

健太
まさか、野球の試合の展開がこんなことになるなんて、想像をしていなかったよ。
ともこ
私もそう思うわ。これほどの点数の差があったのに、逆転してしまうなんて思うはずがないじゃない。
健太
それも、最終回の裏の攻撃で、2アウトになってから、大量に追加点が入るなんて驚きしかないよ。
ともこ
これは、全知全能の神様だって予測できなかったと思うわ。

全知全能(ぜんちぜんのう)の例文

例文
  1. これは全知全能の神にも予測不可能といえるようなことなのだから、私たちがどうにかできる問題じゃないよ。
  2. 彼は全知全能といえるような能力を持っているから、誰も敵わない。
  3. 全知全能とまではいわないけれど、だいたいのことは知っているし、できると思っているよ。
  4. 全知全能になれなんていわないけれど、もう少し努力は必要なのではないでしょうか。
  5. 彼が全知全能だと、これほどの人が信じてしまうなんて、驚きの事件だったと思う。

全知全能の文学作品などの用例

  1. 古代の神は全知全能あがめられて居る。<夏目漱石吾輩は猫である>

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