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無余涅槃【むよねはん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・対義語)

【四字熟語】
無余涅槃

【読み方】
むよねはん

【意味】
肉体などの形の制約から解放された悟りの境地。心だけでなく肉体のわずらいからも解放された悟りの世界。

【語源・由来】
「無余」は残っていないこと。すべて。「涅槃」は煩悩を脱し悟りの境地に入ること。

【典拠・出典】
法華経』「序品」

【対義語】
・有余涅槃(ゆうよねはん)

無余涅槃(むよねはん)の使い方

健太
アイドルってトイレに行かないって本当かな?
ともこ
本当だったら、今生きている人間の中で無余涅槃の境地に一番近いわよね。
健太
生理的欲求がないってすごいね。
ともこ
そんな話を信じちゃだめよ。アイドルだってトイレに行くわよ!

無余涅槃(むよねはん)の例文

  1. 無余涅槃の境地に至って一切の苦しみから解放されたい。
  2. 執着を一切捨て無余涅槃の境地になってからは、安らかな毎日を過ごすことができています。
  3. 心身ともに無に帰し、無余涅槃の境地に至った師匠は、この世のものとは思えない穏やかな表情をうかべていらっしゃいます。
  4. 無余涅槃の境地に至れば、この恋の苦しみからも解放されるのだろう。
  5. 煩悩を絶ち無余涅槃の境地に至るために修行を積んでいます。
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