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無法千万【むほうせんばん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
無法千万

【読み方】
むほうせんばん

【意味】
人の道を非常にはずれること。また、非常に無礼であること。ひどく乱暴であること。

【語源・由来】
「無法」は、法を無視し、道徳にはずれること。乱暴なこと。無理なこと。「千万」は、程度がはなはだしいこと。

【典拠・出典】

【類義語】
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
・極悪凶猛(ごくあくきょうもう)
・極悪大罪(ごくあくたいざい)
極悪非道(ごくあくひどう)
・極悪無道(ごくあくむどう)
大悪無道(たいあくむどう)
大逆非道(たいぎゃくひどう)
大逆無道(たいぎゃくむどう)
無理非道(むりひどう)

無法千万(むほうせんばん)の使い方

ともこ
ナチスがやったことは無法千万よね。
健太
ユダヤ人を大量虐殺したもんね。
ともこ
同じ人間なのにね。
健太
誰もナチスを止めることができなかったという事実もこわいよね。

無法千万(むほうせんばん)の例文

  1. 通りすがりの人を意味もなく殴るなんて無法千万だ。
  2. いたいけな子供に暴力をふるうとは無法千万、有罪だ。
  3. 非力なお年寄りを狙ってひったくりをするとは無法千万なやつだ。
  4. この辺りは無法千万な輩が多いから注意するように。
  5. 未成年でも無法千万な法に触れた者には、罰則を科すべきだ。

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