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前跋後疐【ぜんばつこうち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
前跋後疐

【読み方】
ぜんばつこうち

【意味】
進むことも退くこともできず、どうにもならない困難な状態に追い込まれること。

【語源・由来】
老いた狼が前は自分のあごに垂れ下がった肉を跋(ふ)み、後ろは自分のしっぽに疐(つま)ずくという意味。

【典拠・出典】
詩経』「豳風・狼跋」

前跋後疐(ぜんばつこうち)の使い方

健太
どうしよう。
ともこ
どうかしたの健太くん?はやく行かないと遅刻するわよ。
健太
前跋後疐だ。前からはこわい担任の先生が、後ろにはこわい僕の母さんがいるよ。どっちにも進めない。
ともこ
またテストで0点を取ったんでしょう。勉強すればこんな思いをしなくて済むのに。

前跋後疐(ぜんばつこうち)の例文

  1. 前跋後疐、進退これ窮まれり。
  2. 進むも地獄、進まざるも地獄、前跋後疐、僕はいったいこれからどうしたらいいんだろう。
  3. 銀行からお金を借りて自転車操業で何とかやってきたけれども、前跋後疐、もうどうにもならない。
  4. 就職先は決まらないし、貯金は残り少ない、前跋後疐といった状況です。
  5. 知に働けば角が立つ、情に棹させば流される、前跋後疐、この世の中は生きにくい。

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