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無用之用【むようのよう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
無用之用

【読み方】
むようのよう

【意味】
一見役に立たないと見えるものが、かえって役に立つ。

【語源・由来】
一見無用に見えるものが実は大きな働きを持つことを言った老子の哲学。器は中のうつろな空間部があればこそ物を入れ器の用を足すことができる。『老子』や『荘子』にはこの論が多くある。

【典拠・出典】
老子』「一一章」

無用之用(むようのよう)の使い方

健太
貴族のご婦人方のお茶会って無駄に見えるけれども無用之用なんだよね。
ともこ
そうよ。インターネットも電話もない時代の情報収集の場だったのよ。
健太
そこで情報を集めた人の旦那さんが出世するんだね。
ともこ
そうなのよ。女性は縁の下の力持ちだったのよ。

無用之用(むようのよう)の例文

  1. 近所の人とする天気の話は無用之用で、お互いの安否確認になるので必要なんです。
  2. ともこちゃんが嫌いな害虫だってきっと無用之用、地球の役に立っているに違いないです。
  3. 役に立たないように見えるかもしれないけれども、無用之用、神様が作られたものに無駄なものなんてないさ。
  4. 使えない人だと思っていたけれども、こんな特技があったなんて無用之用って本当だね。
  5. 幼稚園受験をさせる親にとっては遊びは無駄な時間かもしれないけれども、人格形成を考えるうえで無用之用です。

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