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麟角鳳嘴【りんかくほうし】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
麟角鳳嘴

【読み方】
りんかくほうし

【意味】
非常にまれにしか存在しないもののたとえ。

【語源・由来】
麒麟の角と鳳凰の嘴。ともに想像上のもの。

【典拠・出典】

麟角鳳嘴(りんかくほうし)の使い方

健太
ともこちゃん。この石を見て。麟角鳳嘴なものなんだよ。
ともこ
へえ。どの辺が希少なのか私にはわからないんだけど、すごいものなのね。あっ。手が滑ったわ。
健太
あああっ。麟角鳳嘴なものなのに、川に落とすなんてひどいよ。ちゃんと探し出してよ。
ともこ
麟角鳳嘴なのにごめんなさい。流されてしまって、もうどこにあるのか分からなくなってしまったわ。

麟角鳳嘴(りんかくほうし)の例文

  1. 発行ナンバーがぞろ目のお札は麟角鳳嘴で、きれいな状態であれば、額面以上のとても高値で取引されます。
  2. 健太くんは、麟角鳳嘴なものを集めることが趣味です。
  3. この宝石は麟角鳳嘴なものなので、値段をつけることができません。
  4. 麟角鳳嘴なこのバッグは、店頭に並ぶことはほとんどありません。
  5. この石は隕石で、麟角鳳嘴、ほとんどの隕石が地表にたどり着くまでに燃え尽きてしまうからとても貴重なんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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