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膏肓之疾【こうこうのしつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
膏肓之疾

「病、膏肓に入る」ととも読む。

【読み方】
こうこうのしつ

「こうこうのやまい」とも読む。

【意味】
不治の病、難病のこと。または、物事に夢中になりすぎて、やめられないこと。

【語源・由来】
「膏」は心臓の下の部分、「肓」は心臓の下、横隔膜の上の部分。「疾」は病気のこと。心臓の下の部分や横隔膜の上の部分は、体の中の奥にあって、薬も鍼も届かないので治療できないという意味から。古代中国の晋の景公が病に伏しているときに、「膏の上と肓の下に病が入ってしまえば、名医でも手が出せない」と童子が話し合っている夢を見たという故事から。

【典拠・出典】
春秋左氏伝』「成公一○年」

【類義語】
・膏肓之病(こうこうのやまい)
病入膏肓(びょうにゅうこうこう)

膏肓之疾(こうこうのしつ)の使い方

健太
ともこちゃん。どうしよう。父さんが膏肓之疾なんだ。
ともこ
がんになったの?
健太
そうなんだ。治りにくいと言われているすい臓がんなんだ。
ともこ
でもでも、死亡率100%じゃないわ。まだ希望は捨てないで戦いましょう。

膏肓之疾(こうこうのしつ)の例文

  1. 健太くんの空手大好き病は膏肓之疾で、つける薬はありません。
  2. 膏肓之疾だと医師から宣告されたので、残された余生は好きなように生きてみることにしました。
  3. ともこちゃんの甘い物好きは、膏肓之疾、もう病的なレベルだよね。
  4. 僕の病気は膏肓之疾で、日本では治せないと言われました。
  5. 膏肓之疾にかかって苦しんでいる患者さんを一人でも多く救いたいんです。

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