【四字熟語】
六根清浄
【読み方】
ろっこんしょうじょう
【意味】
欲や迷いから脱け出て、心身が清らかになること。
【語源・由来】
「六根」は迷いのもととなる目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官のこと。「清浄」は煩悩や私欲がなくて清らかな意。信仰的な登山のときなどに唱える言葉。
略して「六根浄」ともいう。
【典拠・出典】
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六根清浄(ろっこんしょうじょう)の使い方
六根清浄、お山は晴天ー。
今叫んだのは何?呪文なの?
山伏が「六根清浄、お山晴天」って唱えながら登山をしていたようだよ。登山に行ってくるって言ったら、おじいちゃんが教えてくれたんだ。
へえ。なんだか六根清浄の心境にたどり着けそうね。私も唱えてみようっと。
六根清浄(ろっこんしょうじょう)の例文
- 六根清浄の心境にならないと、受験戦争で勝つことはできないよ。
- 「どっこいしょ」は六根清浄がなまったものだって知っていた?
- おじいちゃんは、今死を目の前に迎えて、六根清浄の心境でお迎えを待っているようです。
- 六根清浄の心境になって、僕の心の邪な部分を祓い去りたいです。
- 六根清浄、六根清浄と唱えながら、険しい山を登りました。