【四字熟語】
一字三礼
【読み方】
いちじさんらい
【意味】
敬虔な態度で写経をすること。また、敬虔な態度で写経するべきだという教え。
【語源由来】
写経するとき、一字書くたびに、三度仏を礼拝したことからいう。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一刀三礼(いっとうさんらい)
・一筆三礼(いっぴつさんらい)
一字三礼(いちじさんらい)の使い方

健太くん、何をしているの?

写経をしているんだよ。

私には寝転んでいるようにしか見えないわ。一字三礼に書かないとだめよ!

は~い。
一字三礼(いちじさんらい)の例文
- 心を静めたく、一字三礼に書く。
- 健太くんは、テストが近づくと一字三礼に書き集中する。
- 祖父には、僕が集中していないことがわかったようで、一字三礼で書きなさいと叱られた。
- 一字三礼に書くことで心が研ぎ澄まされ、悟りの境地に近づく。
- 毎日この時間に、身を清めてから、一字三礼に書くことにしている。