著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

碩師名人【せきしめいじん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
碩師名人

【読み方】
せきしめいじん

【意味】
大学者や名声の高い人。大いなる徳を備えた人や声望のある人。

【語源・由来】
「碩」は大きいという意味。転じて偉大な、立派なという意味。「名人」は名声の高い人。

【典拠・出典】
宋濂「送東陽馬生序」

【類義語】
・碩学名家(せきがくめいか)

碩師名人(せきしめいじん)の使い方

健太
今回、ノーベル賞を受賞した教授は、碩師名人だったから、受賞は近いっていわれていたんだよね。
ともこ
そうなのよ。ようやく受賞することができてよかったわよね。
健太
ノーベル賞を受賞するってどんな気持ちなんだろうね。
ともこ
天才の気持ちは天才にしかわからないわよね。

碩師名人(せきしめいじん)の例文

  1. 彼はただの老人ではない、碩師名人、高名な学者なんですよ。
  2. 健太くんのおじいちゃんは、碩師名人として名をはせていました。
  3. ともこちゃんは植物の碩師名人だから、普段は寡黙なのに、自分の研究分野の話となると急に饒舌になり、話が止まりません。
  4. 碩師名人で、町民からの信頼が厚い彼に町内会長をやってもらいたい。
  5. 健太くんの空手の先生は碩師名人と称されていて、空手家としても人間としてもすぐれた人です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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