著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

薪水之労【しんすいのろう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
薪水之労

【読み方】
しんすいのろう

【意味】
人に仕えて骨身を惜しまず働くこと。また、たきぎをとったり水を汲んだりするというような日常の雑事を指す場合もある。

【語源・由来】
たきぎをとったり水を汲んだりする苦労という意味から。

【典拠・出典】
南史』「陶潜伝」

薪水之労(しんすいのろう)の使い方

健太
ああ、今日も学校かあ。毎日勉強なんて嫌だなあ。
ともこ
健太くんのお母さんは、毎朝四時に起きてお弁当を作ってくれているんでしょう?お母さんの薪水之労にこたえないといけないんじゃないの。
健太
確かにそうだね。反省してもう少しやる気を出してみるよ。
ともこ
お母さんも喜んで、お弁当が豪華なキャラ弁に変わるかもしれないわよ。

薪水之労(しんすいのろう)の例文

  1. 勤労感謝の日には、毎日の薪水之労をねぎらって、父さんと母さんにプレゼントを贈ります。
  2. 父さんは、薪水之労というように、会社のために全力を尽くす企業戦士でした。
  3. 夜おそくに帰宅すると息子から薪水之労をねぎらう手紙が置いてあり、感動して、明日もがんばるぞと思います。
  4. もっとお父さんと遊びたかったけれども、会社のために薪水之労ができるお父さんがかっこいいと思えました。
  5. 毎日の薪水之労をねぎらって、家事が楽になるようにと家族がロボット掃除機を買ってくれました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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