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賞罰之柄【しょうばつのへい】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
賞罰之柄

【読み方】
しょうばつのへい

【意味】
賞罰を行う権力のこと。

「賞罰」は、賞と罰。賞刑。「柄」は権力。

【典拠・出典】
呂氏春秋』「義賞」

賞罰之柄(しょうばつのへい)の使い方

健太
ともこちゃんは生徒会長だから、賞罰之柄をもっているの?
ともこ
そんな力はないわよ。みんなが楽しく学校生活を送ることができるように、先生と生徒の懸け橋になるだけよ。
健太
よかった。僕が校則違反をした時に、ともこちゃんが近所にいるとすぐにばれることが心配だったんだ。
ともこ
ばれると罰せられるようなことをしているの?聞き捨てならないわね。

賞罰之柄(しょうばつのへい)の例文

  1. 彼は賞罰之柄を持っているから、誰も逆らうことができないんです。
  2. 健太くんから賞罰之柄を取りあげない限り、彼の横暴は続き、苦しむ人が増えていくことでしょう。
  3. 平社員から出世して、賞罰之柄を得てから、彼は人が変わったかのように残酷になりました。
  4. 賞罰之柄がある先生は、内申点に影響するからやめておけと言って、生徒を脅します。
  5. 賞罰之柄を持つともこちゃんが店内を巡回すると、店内の空気が変わります。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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