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四神相応【しじんそうおう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
四神相応

【読み方】
しじんそうおう

【意味】
天の四神(四方の方角をつかさどる神)に応じた地上で最もよい地勢のこと。

【語源・由来】
左方(東)に流水のあるのを青竜、右方(西)に大道のあるのを白虎、前方(南)にくぼ地のあるのを朱雀、後方(北)に丘陵のあるのを玄武とする。官位、福禄、無病、長寿をあわせもった地相で、わが国の平安京はそれに合った地といわれる。

【典拠・出典】

【類義語】
・四地相応(しちそうおう)

四神相応(しじんそうおう)の使い方

健太
平安京は四神相応の思想をもとに作られたんだって。
ともこ
ああ。聞いたことがあるわ。平城京もそうよね。
健太
あれれ。花のお江戸、東京は山がないよね。四神相応に基づいてないの?
ともこ
本郷台地が玄武だと言われているわ。だから長く、東京が日本の中心であり続けているのかもしれないわね。

四神相応(しじんそうおう)の例文

  1. 先祖代々の墓を四神相応の場所に移して、子々孫々までの繁栄を祈りました。
  2. 家を建てるなら、せっかくだから四神相応の条件がそろったところにしよう。
  3. ここは四神相応の地なので、昔から栄えています。
  4. 四神相応の地である京都市は、遷都した今でも147万人の人が住み、外国からの観光客が多く、とてもにぎわっています。
  5. この庭は、四神相応の図をもとに作られている縁起がいい庭なんですよ。

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