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一利一害【いちりいちがい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

一利一害

【四字熟語】
一利一害

【読み方】
いちりいちがい

【意味】
良い点と悪い点の両方があること。
よいことがある一方、悪いこともあること。
利益の反面、害もあること。

【語源・由来】
本来は「一利を興すは一害を除くに若かず」といい、新しく一つの利益になることを始めるより、今までの害悪を一つでもやめた方がよいという意味です。

【典拠・出典】
元史(げんし)』「耶律楚材伝(りつそざいでん)」

【類義語】
一長一短(いっちょういったん)
一短一長(いったんいっちょう)
一得一失(いっとくいっしつ)
一失一得(いっしついっとく)
利害得失(りがいとくしつ)
・利害失得(りがいしっとく)

【英語訳】
advantages and disadvantages
gain some、lose some
Where there is good, there is evil

例文 新政策には一利一害がある
The new policy has both advantages and disadvantages

一利一害(いちりいちがい)の使い方

ともこ
見て!新しい靴買ったんだ!
健太
新しくてピカピカしているね!
いいなあ~。
ともこ
でもね、この間の靴はすごくフィットしていて走りやすかったんだけど、
新しい靴は買ったばかりだから、まだ固くって走りにくいんだ。
健太
まさに一利一害だね!
慣れるまでは少し我慢するしかないよ。

一利一害(いちりいちがい)の例文

  1. その薬は一利一害あって、副作用も否定できません。
  2. エネルギー資源として原子力はで電力確保など有用であるが、地球規模での環境問題の影響を長期視点で考え合わせれば一利一害ともいえるでしょう。
  3. 尻尾をつかむためには犯人を泳がせることに一利一害あるのは分かっている。もちろん、逃げてしまうこともありうる。
  4. わが子の一利一害は父である私自身の利害の様に感じられます。
  5. ペットを飼うということは、世話もしなければならないし、病気になることもあって、一利一害であることは理解できるでしょうか。

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