【四字熟語】
蒼蠅驥尾
【読み方】
そうようきび
【意味】
凡人が賢人のおかげで功績をあげることのたとえ。
【語源・由来】
「蒼蠅」は青ばえ。小人や凡人にたとえる。「驥」は駿馬のこと。青蠅が駿馬のしっぽにとまって千里も遠くに行くという意味。「蒼蠅、驥尾に附して千里を致す」の略。
【典拠・出典】
『史記』「伯夷伝・索隠」
蒼蠅驥尾(そうようきび)の使い方
健太くん、泣きそうな顔をしてどうしたの?
みんなが僕が生徒会の書記になったのは、蒼蠅驥尾だっていうんだ。生徒会長のともこちゃんと仲がいいからだって。
いつもテストで0点を取っている健太くんにも、優れたところがあるのにね。
テストで0点は余計だよ。
蒼蠅驥尾(そうようきび)の例文
- 健太くんは鼻が利くので、蒼蠅驥尾、優秀な人を見つけてその人と一緒に出世しています。
- 蒼蠅驥尾というように、専務派は専務の出世と共に全員出世しました。
- 誰についていけばいいか心得ていれば、蒼蠅驥尾というようにスピード出世することも可能です。
- 健太くんのように愛想だけが取り柄の人は、蒼蠅驥尾して上の地位を目指せばいいのよ。
- 功を焦らずとも蒼蠅驥尾すれば、もっと上を目指せますよ。