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輸攻墨守【しゅこうぼくしゅ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
輸攻墨守

【読み方】
しゅこうぼくしゅ

「輸」は「しゅ」と特殊な読みになることに注意。

【意味】
攻める方も守る方も知略を尽くすたとえ。公輸般(盤ともいう)が強く攻め墨子が固く守るという意味。「輸」は魯国の名工で城を攻める兵器の雲梯(雲まで届くはしご)を作った。「公輸」は号で、呼び名は別に「魯般」「魯班」ともいう。「墨」は諸子百家の一人墨翟のこと。「墨守」という語は墨翟が城を固く守った故事から、固く守ること。

【語源・由来】
公輸般が楚のために宋を攻めようとしていると聞いた墨翟はただちに楚に行き、般と机上戦をしてよく守って攻めあぐねさせ、実際に攻める意欲を失わせた故事から。

【典拠・出典】
墨子』「公輸」

輸攻墨守(しゅこうぼくしゅ)の使い方

ともこ
健太くん。クラス対抗のサッカー大会は、どっちが勝ったの?
健太
僕たちのクラスが勝ったんだよ。輸攻墨守のいい試合だったよ。
ともこ
へえ。それは見たかったなあ。
健太
学校代表として来週の試合にまた出るから、応援に来てよ。

輸攻墨守(しゅこうぼくしゅ)の例文

  1. その対戦は、輸攻墨守、攻守ともに一歩も譲らなかった。
  2. オフェンスとディフェンス、輸攻墨守、どちらも今、10個以上のフェイントをいれたよ、すごいね。
  3. 輸攻墨守、タイトルを防衛したいチャンピオンと挑戦者の激しい攻防が続きました。
  4. 知略を尽くした輸攻墨守でしたが、健太くんの負けで投了しました。
  5. 輸攻墨守というように、お互い全力で戦った後は、恨みっこなしのノーサイドだ。

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