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蓋世之才【がいせいのさい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
蓋世之才

【読み方】
がいせいのさい

【意味】
世を覆い尽くし圧倒するほど勇壮な才能、またそれほどの才能を持った人

【語源・由来】
「蓋世」史記 項羽本紀より「力は山を抜き、気は世を覆う」
世を覆い尽くし圧倒する意から、気力などが雄大であることの形容。
「才」優れた才能

【典拠・出典】
蘇軾「留侯論」

【類義語】
抜山蓋世(ばつざんがいせい)
・蓋世之材(がいせいのざい)

【英語訳】
be brave as Achilles
be a Hercules

例文
He is so brave as Achilles.
彼は蓋世之才がある

蓋世之才(がいせいのさい)の使い方

健太
悪い、今日はちょっとダメだわ。これからジム行ってくるから。
ともこ
えー、この間もジム行くからって断ったよね。最近やたら熱心にジム通いしてるみたいだけど、マッチョ目指してるわけ?
健太
まあ、そんなとこかな。憧れのAさんのようになりたいのさ。
ともこ
なんと大それた望みを。Aさんみたいな人は蓋世之才があるんだと思うけど。身体だけ鍛えたってねぇ。まあね、少しでも近づこうと努力するのはいいんじゃない。

蓋世之才(がいせいのさい)の例文

  1. 歴史に名を残した武将の多くは蓋世之才があったと思われる。強く逞しく才気に溢れ、人々が畏敬の念を持って語るような偉大な武将達。ここまでくるとかなり美化されていると思わざるを得ないが、少なくとも臆病な屁っ放り腰では大軍を率いて攻め込んだり、国家を統一したりすることはできなかっただろう。
  2. 蓋世之才で形容されるのがヘラクレスやアキレスであるが、彼らのようにギリシャ神話には神と人間の合いの子、半神半人の英雄が何人も登場する。オリンポスの神々は人間との交流が盛んで、とても人間臭いようだ。
  3. 蓋世之才、世を覆い尽くすほどの才能とはまたスケールの大きなことだ。それほどの才能はやはり生まれ持ったものか。凡人が努力して身につけることができるものではなさそうな気がする。

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