取捨選択の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
取捨選択
【読み方】
しゅしゃせんたく
【意味】
悪いものや不用なものを捨て、良いものや入用なものだけを選び取ること
ほんなら、「自分に必要なものを選んで、いらんものは捨てる」ってことやな。
全部を持っていられへんから、大切なものだけを選んで残し、それ以外は手放すんやな。
これは、「必要なものだけを選び、不要なものは捨てることの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
全部を持っていられへんから、大切なものだけを選んで残し、それ以外は手放すんやな。
これは、「必要なものだけを選び、不要なものは捨てることの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【語源由来】
「取捨」は取ること捨てること、これを「選択」することから
【典拠・出典】
-
【英語訳】
adoption
choice
option
selection
例文
I have no option in the matter.
その件に関しては私に取捨選択の自由はない。
I have no option in the matter.
その件に関しては私に取捨選択の自由はない。
取捨選択(しゅしゃせんたく)の解説
カンタン!解説
「取捨選択」っていうのは、いらないものは捨てて、必要なものや良いものを選んで取ることを言うんだよ。
要するに、どれを取るか、どれを捨てるか、それを選ぶことだね。
「取捨」っていうのは、良いものを取って、悪いものやいらないものを捨てることを意味していて、「選択」っていうのは、たくさんあるものの中から最も良いものを選ぶことだよ。
例えば、「情報を取捨選択する」と言うと、たくさんの情報がある中から、必要な情報を選んで取り、それ以外のいらない情報は捨てる、ということを表しているんだ。
だから、「取捨選択」っていうのは、自分にとって何が一番いいのかを考えて、その選択をすることを言うんだね。
取捨選択(しゅしゃせんたく)の使い方
難しい顔してどうしたの?
今年の教科スケジュールの提出期限が明日だからね。クラスのリスト見ながら取捨選択してたんだ。いくつか興味あるクラスがあるんだけど、やっぱり就職に有利なものを選んだ方がいいのかなあと迷っちゃってね。
そうなんだ。私は、大学の勉強は就職のためだけにあるわけじゃないと思うよ。せっかく希望した大学に入れたんだから、好きなこと勉強したらいいんじゃないの?
やっぱりそうだよね。ありがとう、なんかスッキリしたよ。
取捨選択(しゅしゃせんたく)の例文
- あらためて考えてみると、入学試験や入社試験は学校や会社が応募者を取捨選択するためにあるんだよな。
- 今流行りの断捨離をしようと押入れの中身を出してみたのだが、いざ始めてみるとどれを残してどれを捨てればいいのか、なかなか取捨選択が難しくて結局またほとんどを押入れに戻していた。
- 彼が誕生日に欲しいものをプレゼントしてくれるって言うんだけど、欲しいものがたくさんありすぎて取捨選択しなくちゃならないの。
- 彼女の買い物はジャガイモ一つ取っても、コーナーにある全部のジャガイモをチェックしてるんじゃないかと思うくらい取捨選択に時間をかけるんだ。
- 生きていると必ず、いくつかの選択肢の中から一つを選ばなくてはならない場面に遭遇する。そうして選びながら進むことでその人の人生が出来上がっていくんだ。人生はこうした取捨選択の繰り返しといっても過言ではないかもしれない。
取捨選択の文学作品などの用例
- 何も望まないということは、取捨選択の権限を失うことだ。<三島由紀夫・愛の渇き>
自分にとって必要なものを選び、不必要なものは捨て去る、という行為を表しているんだ。