【四字熟語】
大桀小桀
【読み方】
たいけつしょうけつ
【意味】
悪い為政者。残虐な暴君のことをいう。
【語源・由来】
「桀」は夏の暴君桀王のこと。
【典拠・出典】
『春秋公羊伝』「宣公一五年」
【類義語】
・大貉小貉(たいばくしょうばく)
大桀小桀(たいけつしょうけつ)の使い方
健太くんの飼い犬は何ていう名前なの?
ネロっていうんだよ。かわいいでしょう?
大桀小桀で有名なローマ帝国第五代皇帝と同じ名前なのね。
ああ。暴君ネロね。あの犬は暴君どころか、おとなしいいい子なんだよ。
大桀小桀(たいけつしょうけつ)の例文
- 有名な太宰治の「走れメロス」に町の人たちを苦しめる大桀小桀、邪知暴虐の王様が出てきます。
- 今の総理大臣は大桀小桀、はやく政権交代してくれないと日本がダメになってしまいます。
- 室町時代の足利義政は大桀小桀で有名で、なんと驚いたことにくじ引きで選ばれた将軍なんだそうです。
- 古代中国には、独裁政治を強いる大桀小桀、秦の始皇帝や明の朱元璋などが数多く存在します。
- 大桀小桀である彼を政治の世界から退場させ、この国を国民を救いたいのです。