著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

低唱微吟【ていしょうびぎん】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
低唱微吟

【読み方】
ていしょうびぎん

【意味】
小さな声でしんみりと歌うこと。低い声で歌を口ずさむこと。

ほぼ同意の熟語を重ねて意味を強めた四字句。

【典拠・出典】

【類義語】
・低吟微詠(ていぎんびえい)

低唱微吟(ていしょうびぎん)の使い方

健太
ともこちゃん。君の友達は、機嫌が悪いのかな?
ともこ
違うのよ。彼女は常に無表情だから、機嫌が悪いんだと勘違いされがちなのよ。今、低唱微吟しているから機嫌がいいはずよ。
健太
本当だ。低唱微吟しているね。
ともこ
そうよ。だから心配しなくてもいいのよ。

低唱微吟(ていしょうびぎん)の例文

  1. 父さんが、めずらしくお酒を飲みながら低唱微吟していました。
  2. 健太くんが低唱微吟しているから、思ったよりテストの点数が良かったようです。
  3. 料理はともこちゃんがやってくれるそうなので、私はソファーに座って低唱微吟して待っていました。
  4. あたたかい春の日差しの下で、野原で低唱微吟しながら花をつみました。
  5. プレゼントを抱えながら低唱微吟している人とすれ違いましたが、とても幸せそうな顔をしていたから、きっと恋人と会うのでしょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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