【四字熟語】
鉄樹開花
「鉄樹、花を開く」とも読む。
【読み方】
てつじゅかいか
【意味】
物事の見込みがないこと。
【語源・由来】
「鉄樹」は鉄でできた木、また、六十年に一度、丁卯の年にだけ開花するといわれる木のこと。鉄の木に花は咲かないし、六十年に一度というのは、めったに来るものではないことから。
【典拠・出典】
『五灯会元』「二〇」
【類義語】
・雄鶏生卵(ゆうけいせいらん)
鉄樹開花(てつじゅかいか)の使い方
健太くんのお兄さんは、もういいお年頃よね。結婚しないの?
兄さんの結婚は、兄さんが女性に興味がないから鉄樹開花じゃないかなあ。
まあ、そういう選択肢もありよね。
そうだよね。趣味に生きていて幸せそうだよ。
鉄樹開花(てつじゅかいか)の例文
- 出席日数が足りない健太くんの今年度の卒業は鉄樹開花でしょう。
- 鉄樹開花、治る見込みがない病気にかかってしまいました。
- 健太くんのお父さんの今後の出世は鉄樹開花だけど、出世レースから外れたことで意外とのびのびと楽しそうです。
- 健太くんとともこちゃんが仲直りすることは鉄樹開花、無理だろうな。
- 鉄樹開花というように、可能性が低いことにかける予算はないよ。