姉御肌【あねごはだ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
姉御肌

【読み方】
あねごはだ

【意味】
めんどう見がよく、小さなことにこだわらない、女性の気性(キショウ)。

【語源由来】
一説には(極道の世界に照らし合わせて)、渡世上の父である親分の妻やその立場にある女性が母の役割を担い、親分と一緒に親代わりをすることから面倒見の良い女性を指して言う。ちなみになぜ母と言わず姉なのかは、親分と同等とせず母より格下の姉をもじることによって女性に権力を持たせない不平等さを象徴して「姉御肌」と表している、と言われる。

【類義語】
兄貴肌・姉貴気質


姉御肌(あねごはだ)の使い方

健太
ともこちゃんの面倒見の良さはおばさんからの遺伝なの?
ともこ
さあ、どうかしら。お母さんも昔から姉御肌だと言われてたみたいだけど。
健太
良い気質を譲り受けることは誇らしいことだよね。
ともこ
健太くん、褒めてるつもりかもしれないけれど、お母さんはお母さん。私は私よ。そして面倒見が良いのは健太くんにだけよ。

姉御肌(あねごはだ)の例文

  1. 姉御肌の彼女は社内で最も頼りにされている社員だ。
  2. 私はとんでもない世間知らずだと姉御肌な友人が言う。
  3. 私がモテるのは姉御肌キャラだからだそうだ。
  4. 会社で姉御肌を演じている彼女はぼくと二人きりのときは甘えん坊になる。
  5. 姉御肌の上司と恋仲になるとは思ってもみなかった。
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