暗黙知【あんもくち】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
暗黙知

【読み方】
あんもくち

【意味】
ことばで教わるのではなく、知らず知らず身につく知恵(チエ)。勘(カン)。こつ。

【語源由来】
1949年に哲学者のマイケル・ポランニーが提唱した概念から由来されると言われています。音の聞き分けなど言葉では説明の難しい知識のことです。その認識など経験や勘などに基づき備わることを「暗黙知」と表されます。

【類義語】
経験値


暗黙知(あんもくち)の使い方

健太
職人さんってすごいよね。一人で作業してるときもほかの職人さんの仕上がりとか分かるんだもんね。
ともこ
健太くん、校外学習に行ったのね。匠の技に感動してるわね。
健太
そうなんだよ。いくら職人さんでも他人の出来栄えとか分からないだろうと思うんだけど。
ともこ
そうね。熟練の勘っていうか、暗黙知の共有が出来てるんでしょうね。職人技は絶やさないで欲しいわね。

暗黙知(あんもくち)の例文

  1. 暗黙知の共有が各家族の絆ということか。
  2. 例えば火は熱いというのが暗黙知というのか。
  3. 現場での暗黙知の共有は研修の充実が喫緊の課題なのではないか。
  4. 彼らの直感的認識が暗黙知というのである。
  5. 彼女は幼児教育に暗黙知の概念を当てはめて研究している。
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